ARM、モバイル機器向けLinuxで6社と提携

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-10-04 13:16

 ネットワーク接続されたモバイル機器向けLinuxのための共同戦線が張られたことで、モバイル機器をめぐる状況が面白くなってきている。

 ARMは米国時間10月3日、多くの企業にライセンス供与している同社のプロセッサコアに対するLinuxの改良を目的として6社と協業することを発表した。これは、Intelがモバイルインターネット端末(MID:Mobile Internet Device)と呼んでいるx86ベースのミニPC用Linuxを推進していこうとする動きに対する絶好の対抗策である。

 ARMは「ARM Developers' Conference」で発表した声明の中で、この6社(Marvell、MontaVista、Movial、Mozilla、Samsung、Texas Instruments)は「真にいつでも接続されている、コネクテッドモバイルコンピューティング(Connected Mobile Computing:CMC)の実現に向けて皆が力を合わせて取り組んでいる」と述べている。CMCとMIDとの違いは明確にされていないが、アクセスポイントからアクセスポイントへと移動する際にこれら双方を携行したいと思う人はまずいないだろう。

 ARMと同社のパートナー企業は、「標準的な」Linuxのバージョンと、MozillaのFirefoxやGNOME Mobileユーザーインタフェースなどの高レベルのソフトウェアを構築するべく取り組むことになる。一方、Intelの最も有力なパートナー企業は、LinuxのUbuntuバージョンを後押ししているCanonicalである。

 ARMによれば、同社とそのパートナー企業は、バッテリ寿命やソフトウェアの統合など、モバイル機器ソフトウェアの懸案事項のいくつかを中心に取り組むことになるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]