「Windows 7」に、電子メールや画像編集ソフトは非搭載と判明

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:湯木進悟

2008-09-24 07:54

 CNET News.comが入手した情報によれば、Microsoftは、「Windows Vista」の時とは異なり、「Windows 7」において、電子メール、画像編集、動画作成などのプログラムを搭載しない方針である。

 Vistaの一部として、Microsoftは、「Windows Photo Gallery」、「Windows Mail」、「Windows Movie Maker」などを提供したものの、実際には後ほど、Microsoftや他社のオンラインサービスに接続することで、こうしたプログラムの代わりにもなる、「Windows Live」の各プログラムを、別個にダウンロード提供する方針を採用するに至った。

 Microsoftは、米国時間9月22日夜にCNET Newsに対して、これらのプログラムをWindows 7からは完全に削除し、代わりにオンラインサービスに接続するWindows Live版を、オプションで無料ダウンロード提供する決断を下したと語っている。しかしながら、22日の早い時間帯では、その詳細について、Microsoftは明らかにしようとしなかった。

 22日夜に引き続いて行われたインタビューにおいて、Windows LiveのゼネラルマネージャーBrian Hall氏は、Microsoftが、こうしたツールをWindowsから削除することを決定した要因の1つに、新しいOSを、これまでとは違って、もっとスピーディーにリリースするように願っている点を挙げた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  2. セキュリティ

    ブラウザの可能性を Google Chrome Enterprise で追究、セキュリティ実現には?

  3. ビジネスアプリケーション

    NTTグループが17万ユーザーの決裁システムを抜本的に改革、プロジェクトの鍵を握るサービスとは

  4. ビジネスアプリケーション

    データリーダーが知っておくべき、AI活用の投資対効果を高める「実効性のある戦略策定」の進め方

  5. モバイル

    目前の「Windows 10」サポート終了、「Windows 11」への移行負担を解消する最適解とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]