Gartnerのアナリストによると、すでにオープンソースソフトウェアを利用している企業は85%に上り、残る15%の企業の大半も、2009年中には利用開始を検討していることが明らかになった。
しかしながら、Gartnerの調査対象となった企業のうち、オープンソースソフトウェアの評価導入に関する正式な方針が打ち出されている企業は、わずか31%に過ぎなかった。Gartnerは、2008年5月から6月にかけて、アジア太平洋地域、欧州、北米市場における、計274のエンドユーザー企業を対象に、同調査を実施しており、米国時間11月17日に調査結果を発表した。
同調査への多くの回答企業は、オープンソース採用に踏み切った主な要因が、低コストにあることを一貫して指摘しており、特定のベンダーに固定されることのないよう、オープンソースソフトウェアが保護を提供してくれることを理由に挙げた企業もあった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ