Microsoftは米国時間3月26日に声明を発表し、「Windows 7」リリース候補(RC)版のダウンロードページを誤って公開してしまったため、削除したことを明らかにした。
Microsoftの次期OSであるWindows 7は現在、RC版の開発工程にある。同社はRC版のリリース時期について沈黙を保っており、業界では4月という見方も出ていたが、このたびArs Technicaが報じたところによれば、誤って公開されたRC版ページには2009年5月との公開日付が記載されていたという。同記事はランディングページのスクリーンショットを掲載している。
Microsoftは声明の中で、次のように述べている。
当社サイトにおける通常のテストの一環として、TechNetにWindows 7 RC版のダウンロードページが掲載されたが、現時点でWindows 7 RC版は未公開であるため、同ページを削除した。
Microsoftの広報担当者は、Windows 7 RC版のページが公開されていた期間や削除された時期について詳細を避け、ダウンロードページに記載されていた2009年5月という日付が今も有効かどうかも明らかにしていない。
一方でMicrosoftは、Windows 7ベータ版のダウンロード期間が終了したことを同社のサイト上で通知している。
ARS Technicaが入手したWindows 7 RC版ページのスクリーンショットでは、PCの最小要件を次のように指定している。
1GHz以上のプロセッサ(32ビットまたは64ビット)1Gバイト以上のシステムメモリ
16Gバイトのディスク空き容量
「DirectX 9」をサポートする128Mバイトのグラフィックメモリ
DVD-R/Wドライブ
ただしMicrosoftは、仕様が変更される可能性についても言及しており、生のテレビ番組の閲覧および録画や、「タッチ機能」の利用には、高性能なハードウェアや追加のハードウェアが必要になる場合もあると述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ