ファーストサーバ、ウェブの改ざん検知サービスを提供--Gumblarに対応

田中好伸(編集部)

2010-01-19 14:09

 ファーストサーバは1月19日、セキュアブレインのSaaS型セキュリティサービス「gredセキュリティサービス」を「WEB改ざん検知サービス」として販売を開始したことを発表した。

 WEB改ざん検知サービスは、ウェブサイトの改ざんの有無を1日1回確認。不正な改ざんを検知すると、管理者にアラートメールと詳細レポートを提供する。詳細レポートでは、改ざんページと改ざん手法に関するものを記述、改ざんページはメンテナンス画面に自動で切り替えられる。今回のサービスは、gredセキュリティサービスで監視されており、安全なウェブサイトであることを証明する「gred証明書」が発行される。

 ウェブサイトのコンテンツやリンク先などの複数要素を解析することから、現在流行している「Gumblar」のように既存対策では検知が難しい脅威にも対応できるとしている。また、別ドメインのスクリプトを実行する仕掛けである「クロスドメインスクリプト」を検知した場合にもアラートメールを送信する。

 ファーストサーバのレンタルサーバサービスを利用しているユーザー企業にオプションサービスとして提供される。価格は初期費用が3150円、月額料金が2100円となっている。サービスの提供は3月2日から。2月28日までは無料モニターキャンペーンを展開する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]