ロックオンは3月24日、提供するオープンソースソフトウェア(OSS)のECパッケー ジ「EC-CUBE」のサイト構築事例が、1000件を突破したと発表した。
EC-CUBEは、ロックオンがOSSとして提供するECサイト構築パッケージ。商品の登録や検索などの機能のほか、売り上げや顧客の管理機能なども搭載し、モバイルサイトにも対応している。
また、決済機能やアフィリエイトサービス、レコメンドエンジンなど、パートナー企業の提供するサービスを“モジュール”として手軽に導入できるのも特長。ソースコードを改変して自由にカスタマイズできるため、店舗紹介サイトや予約専用サイトなどとして利用されるケースも多い。
今回発表されたサイト構築事例数は、ロックオンの専用ページを通じて申請されたサイトの数を集計したもの。実際の導入店舗については、「自社で把握しているだけで1万5000サイト以上」(ロックオン)になるという。EC-CUBEの現行版は、2007年12月の発表から1年10カ月で10万ダウンロードを突破。前版を含むダウンロード数は、累計15万を突破しており、2月時点での月間ダウンロード数は、1万2000件となっている。