Linuxディストリビューション「Ubuntu」の最新版「Ubuntu 9.04」が、ロンドンの現地時間4月23日正式に公開された。
同OSの最新版(開発コード名「Jaunty Jackalope」)にはデスクトップ、サーバ、ネットブックの3種類がある。最初からネットブック対応版がリリースされるのは、Jaunty Jackalopeが初めてのバージョンとなる。
前のバージョン8.10(開発コード名「Intrepid Ibex」)は昨年10月にスポンサー企業Canonicalによってリリースされた。今回のバージョン9.04では、デスクトップ環境「GNOME」のインターフェース、Linuxカーネル、「X.Org」サーバのアップデートに加え、高速起動と強化版ファイルシステム「ext4」をサポートして改善を図っている。
Jackalopeに含まれるその他の機能には、Wi-Fiおよび3G接続間のインテリジェントスイッチングや各種アプリケーションで利用可能な統合通知システムなどが含まれる。「Skype」「OpenOffice 3.0」「Adobe Flash」などの生産性ソフトウェアも多数含まれている。
またJackalopeのサーバ版には、クラウド環境でアプリケーションを配備するためのインフラ「Elastic Utility Computing Architecture for Linking Your Programs To Useful Systems」(Eucalyptus)のテクノロジプレビュー版が含まれる。
次期版となる「Ubuntu 9.10」(開発コード名「Karmic Koala」)では、企業の内部インフラで構築したアプリケーションをクラウド環境で配備可能にするといった、より包括的なクラウドコンピューティング機能が含まれる予定だ。Jackalopeでクラウド機能が限定されているのは、10月にリリースが予定されているKoala以降に向けて、こうした配備機能を試すという意味がある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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