LiMo Foundation、モバイルLinuxプラットフォームを3月にリリースへ

文:David Meyer(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-02-05 12:58

 LiMo Foundationは、モバイル用Linuxプラットフォームの最初のリリースを3月に発表することを明らかにした。

 同団体は、Linuxベースの携帯電話の標準化を目指す業界の中のコンソーシアムの1つである。現時点で競合するのは、Linux Phone Standards Forum(LiPS Forum)だ。同フォーラムは共有が可能なオープン仕様の開発に力を注いでいる。これに対し、LiMoのメンバーは、プロプライエタリなアプリケーションを開発できる共有化されたオープンプラットフォームの構築を目指す。Lips Forumは2007年12月、最初の仕様を公開している。

 もう1つの有力な競争相手としてGoogleを中心とするOpen Handset Allianceがある。しかし、これは2007年11月に設立されたばかりで、まだ影響はない。

 LiMo Foundationは米国時間2月4日、このプラットフォームの最初のリリースを3月に発表すると述べた。また、同プラットフォームの発表に先行して開発者向けAPIセットを公開した。

 LiMoでエグゼクティブディレクターを務めるMorgan Gillis氏は1月31日、「われわれは現在、このプラットフォームを業界全体に普及させることを目指している」と語った。同氏はプラットフォームの発表に先立ち、ZDNet.co.ukの取材に対し、APIセットは間もなく利用できるようになるとの見通しを示した。「開発者に(中略)このプラットフォームの内部を知り、LiMoプラットフォームを市場に売り込むための独自のプランを作成する機会を提供するのが狙いだ」(Gillis氏)

 Gillis氏は、プラットフォームの最初のリリースで使用されている技術は、同団体設立メンバーであるMotorola、NEC、NTTドコモ、パナソニック、サムスン電子、Vodafoneの6社が製造する携帯電話にすでに実装されていると説明した。

 「このプラットフォームの主要な部分すべてにおいて、市場で幅広く実証されている技術が使用されている」とGillis氏は述べる。

 2007年12月に仕様を公開したLiPS Forumに先を越されたと思うか、との問いにGillis氏は、仕様の策定よりもプラットフォームを公開することの方がはるかに重要だ、と語った。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    793万人分が流出した実例も──国内被害事例に学ぶ標的型攻撃メールの見抜き方

  2. セキュリティ

    サイバーリスクは経営の最重要課題へ。取締役会に求められるインシデント対応の実践ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    なぜAIは定着しないのか? 全社活用を阻む3つの壁を突破し、業務の中で自然に動く仕組みを作るには

  4. 経営

    8 割超の組織が“インフラの限界”に直面──エージェント型 AI 時代の新たな基準とは

  5. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]