Ipmi message handler version version
通知情報のため、対処の必要なし。
システム起動時に表示され、IPMI(Intelligent Platform Management Interface)のバージョンを示す。
IPMI準拠のシステムにおいて各ハードウエア部品を管理する通常BMC(Baseboard Management Controller)と呼ばれるマネジメントコントローラがシステム内の各センサーから各部品の温度、電圧や稼動状態に関する情報を自動的に集め、イベントログに保存する上、異常状態を検知した場合、システムインターフェースを通じて管理システムにイベントを通知する。このため、管理側から定期的に各部品の状態をポーリング(polling)する必要がなく管理に使用されるプロセッサのオーバーヘッドが減軽される。
また、マネジメントコントローラ間はIPMB(Intelligent Platform Management Bus)を通じて通信することが可能である。各マネジメントコントローラには、SDR(Sensor Device Record)と呼ばれるメモリにシステム内の部品構成及びセンサーに関する情報が保存される。
Linuxは、ipmi_msghandlerドライバでカーネルに対してIPMIをアクセスするためのインターフェースを提供し、 ipmi_devintfドライバでユーザアプリケーションに対してioctlインターフェースを提供する。ipmi_siドライバはKCS, SMIC, Btなど、様々なシステムインターフェースを提供する。これらのドライバはキャラクタドライバとして実装されている。