省電力型PCで1000台あたり年間65トンのCO2削減に貢献--IDC Japan

奥山順子

2008-02-27 20:40

  IDC Japanは2月27日、国内のPC製品の省電力化(グリーンPC)の動向について 発表した。

  発表によると、企業が従来のデスクトップPCからマルチCPUを搭載した省電力 型のディスプレイ一体型デスクトップに変更すると1000台あたり年間約65トン、東京 ドーム約53杯分のCO2を削減できるという。

  同社によると、PCベンダーはPCの省電力化に数年前から取り組み始めたもの の、製品を選択する際の優先順位が低かった。しかし、夏の猛暑や電力不足懸念など により関心が高まりつつあるとしている。

 同社のPCsシニアマーケットアナリストの浅野浩寿氏は「各企業でのCO2排出量 削減を進める上で、省電力PCの導入も必要となる。PCベンダーは、今後明示的にCO2 排出量削減効果を訴求することがマーケティング上も重要となる」と述べている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    ランサムウェア攻撃に狙われる医療機関、今すぐ実践すべきセキュリティ対策とは?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]