液晶パネルの生産から手を引く国内メーカーが増えて来た様です。海外製のパネルの品質の向上のペースが今ひとつなのでしょうか、国産パネルの種類が激減する一方で、逆にむしろ「目に良いパネル」の情報などが色んな所で取り上げられるようになっていますね。私も寄る年並には勝てず、そういったサイトに挙げられたご意見を大変参考にさせて頂きながら、こちらの製品を選びました。
<デザイン>
EizoのL771を買って既に数年、デザインの進歩を感じさせる物です。まず、フレームが大変薄くなっています。これならば2台並べて使っても、フレームが太すぎて2台の情報を頭の中で統合するのが不可能という事は少ないかもしれません。また、これに伴ってやや軽量化されているのもありがたい事です。
また、向かって右下の動作状態を示すランプ類ですが、ぎらつく事も無く、作業の邪魔になりません。このモニターの性格にはぴったりだと思われます。
<コストパフォーマンス>
最近は15万円程度でこのモニターが買えるようです。L771を買った際には30万円程度の値が付いていましたから、本当に安くなった物です。
また、「目に優しい」という事を目的に買う場合、最近では本当に選択肢がなくなって来ているのが現状ですから、ある意味では非常に良心的な値段で本機は供給されている物と思われます。
<使いやすさ>
DVIが標準化されて久しく、既に調節をほとんど要さない使い勝手となっていますね。私のようなずぼら人間には、これが一番です。
その一方、EIZOならでは調節機能は健在ですから、モニターを細やかに調整されたい方にもよろしいのではないでしょうか。
過去EIZOのモニターでは一部のグラフィクボードとの相性問題が出ておりましたが、最近は余りそういう事は聞きませんね。WindowsXP/Vistaで使う限りは、ほとんど問題ありませんでした。DVI/DSubの両方の端子を持った特定のATIのボードを使い、とてもここでは書けないような特殊な環境下でDVI接続してみた所、モニター自体が認識されなかった事はあります。同じ環境でDSubからL771を繋ぐと、適切に画面が映りましたので、特殊な環境では使い勝手に問題の出る事はあり得るでしょう。なお、NVidiaのボードに変えた所、この怪現象は「タマに」でる程度になりました。相性問題なのか、モニター認識のタイミングの問題なのか、不勉強でよく分かりません。
<画質>
動画と静止画とを分けて考えるべきモニターかも知れません。
まず静止画ですが、もはや何も言う事はありません。粒状感がやや感じられる物の、実に美麗です。黒もそこそこ締まっております 正に目に良いモニターと思います。TN方式のL771とは、残念ながら雲泥の差です。
一方、動画は多少残像感があります。また、輝度が少し低めなので、例えば「仮面ライダー The First」の冒頭、くも男が政治家を襲うシーンや、洗脳からまだ目覚めていないライダーが森の中で記者を助けようとするシーンなどのやや暗いシーンでは、あんまりよくありません。雪が降るのを見たライダーが本郷猛の自我を取り戻して目がパっと光るシーンは、そりゃハッとするほど奇麗でしたが。
<まとめ>
私のようなビジネスユース主体で文字ベースの業務が多い人間には、それはそれは救世主のような一台でありました。
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