このパソコンが世に出たとき、あまりの格好良さに痺れましたが
あまりの値段の高さにまた別の意味で痺れたのはもう随分前の事でした
しかも当時の私には全く縁のないマックOS機だったので、
深いため息をつきつつ売り場を後にした事を今でもよく覚えています
今回M8859モデルを手に入れる事が出来たのでレビューしてみたいと思います
とにかく格好いいです
今でこそ、いや当時でもそれなりに格好いいノートパソコンはありましたが
もう一線を画しています
でも、その為に凄く熱くなりますし、冷却ファンの音もかなり大きいです
そう、この機体は明らかに「爆音マシン」のグループに分類されると思います
私自身は好みですが
外装も正直難アリと言うべきでしょう
せっかくチタンを使っているのに、その上から銀色を塗装しているので
ぶつけたりこすったりすると塗装がはげてきます
パームレストの部分ははげたりしませんが、本体側面とパームレストを一周
している縁取りのパーツは大体悲惨な状態になってしまいます
また、これは使い方(持ち方)が悪いせいだと思いますが、本体部分が
微妙に「への字」になってしまった機体も多いようです 私のもそうです
どうやらパームレストの隅っこをつまむようにして持ち上げる事が多いと
本体が歪んでしまうようです あるいは自宅での改造手術中の事故でしょうか?
液晶は凄く綺麗です 大きさも当時としては画期的な大きさだったはずです
でも、使っているうちにキーボードと干渉するのか、
液晶画面の表面に白いキズ(?)がついてしまいます
よく見ないと見えませんが、このパソコンのおよその使用用途を考えると、
と言うか当時これを買う人にこのキズが気にならないライトユーザーなんか
いなかったと思うんですがどうなんでしょう
そのキーボードですが、キーのタッチは固めで、キートップはかなり薄く
ストロークも短めです キートップはスケルトンでこれまた格好いいです
そしてもう一つ スライドパッドにはキーは一つしかありません
windows機にある「右クリック」に相当する機能は
コントロールキーを「押しながら」操作することで実現しています
windows機から来た私のようなへっぽこユーザーにはちょいと敷居が高いです
パッドの操作性は、特にどうと言うことはありません
本体の右手前にスロットインの光学ドライブがありますが、私のように
ベッドに寝転がっておもむろにdvdを見るような使い方は想定されていないので
ディスクの出し入れには少し神経をつかいます
ディスクを入れるときは途中から自動で吸い込みますが、取り出しは
キーボードの隅っこのF12ボタンを押します このボタンの反応は少し悪いです
光学ドライブ自体にはイジェクトボタンが存在しません(!)
光学ドライブの中にディスクが引っかかる様な事態は想定されていないようです
また、液晶画面の輝度の調節やボリュームの上げ下げもすべてキーボードの
Fキーに割り当てられています
逆にwindows機によくある「ワンタッチキー」の類は全くありません
キーボードのキー以外は、電源ボタンとPCカードスロットのイジェクトボタン
バッテリのリリースボタン以外は無いという潔い仕様になっています
でも何故かバッテリ本体に充電インジケータを点灯させるボタンが付いています
アップル社はACアダプタですら格好良く作ってしまいますが、このアダプタと
パソコン本体をつなぐ部分のケーブルはどう見ても細すぎると思います
もっともこのケーブルの細さ故に、アダプタをしまいこむときにピタッと
収まるのです windows機のようにテキトーにグルグル巻にして何かで束ねる、
などと眠たいことは申しません 本当にスッキリきちんとしまえます
アダプタの大きさは7cm四方で厚さ3cmと、これまた小さいです
これを直接コンセントに差し込めるようにするパーツ(何とコンセントに
差し込む部分は折りたたみ式!)と、アダプタからコンセントまで
さらに延長できるケーブルとを必要に応じて差し替えて使います
本当によく考えてあるなあと感心します
パソコン本体に差し込むプラグ自体は大きめですが、何せケーブルが細いです
から、取扱いは要注意です 断線したらアダプタごと買い換えるしかありません
なお、プラグを差し込む場所は液晶画面ヒンジのすぐ横にあり、プラグを差した
状態でパームレストをつまんで奥に傾けたりすると思いっきり当たります
プラグを抜き差しするときも何か変な感触があるので気を抜けません
もっともこのプラグ部分にも仕掛けがあって、本体に差し込む部分の根本が
バッテリ充電中はオレンジに、充電が済むとグリーンに光ります
つくづくオシャレです
拡張性は、本体左側面にPCカードスロット(type2)とイヤホンジャック、
背面の目隠しの中に左からFW、ネットワーク、USB×2、DVI出力、Sビデオ出力、ラインイン、モデムがあります
そして、PCカード型のairmac(無線LAN子機)を本体に内蔵しています
当時はこれまた画期的だったのですが、今となっては無線の規格が「b」なので
速度は大したことありませんし、感度も良くないです
これは、無線LANのアンテナが、液晶画面の横ではなく本体手前のスロットの
所にあるのが原因だと思います
ただ、この頃からアップルは「コンピュータにつながるゴチャゴチャした線」を
捨てようとしていたようです その気持ちは痛いほど分かります
逆に「線」で他とつなぐのは一種の「非常事態」とみなしているのでしょう
そしてその思いが例のAirに結実したのでしょう
搭載されるマックOSは10.2.3と9.2.2ですが、もはやOS9の出番は無いでしょう
そのOS10も10.3〜10.4〜10.5と、まるでアップル信者の忠誠度を試すかのような
ご無体なバージョンの上げ方です しかも小数点以下一桁が変わる度に
ソフトが動いたの動かないからパッチを当てろだのってまるで拷問にかけられて
いるかのように錯覚してしまうのは、私に信心が足りないせいでしょうか?
それにしても、今時CPUのクロック周波数が1GHzの中古ノートパソコンなんて
windows機なら3万円もしないと思いますが、これは未だに10万円くらいします
程度極上なら15万円も有り得ます ビックリです
随分長くなってしまった上に、愚痴っぽくなってしまいましたが
この大散財を後悔しないくらい気に入っています 多分近いうちに追加で散財
してしまうと思います
こんな長文に最後までお付き合いいただいたこと感謝いたします
この長文を最後まで読んでしまった貴方、アップル社のノートパソコンの
格好良さが気になって仕方がない貴方は、迷わずAirを買うべきでしょう
使用用途?そんなものは買ってから無理矢理こじつければいいことです
そう、今の私のように
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