Windowsセキュリティに関する10のベストプラクティス

Brien Posey (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2011-05-11 08:00

 ネットワークセキュリティはこれまでも重要な問題だったが、今ほど重要になったことはない。どんな組織であっても、ネットワークセキュリティの問題は優先的に扱うべきだ。以下で説明する10の簡単なヒントが役に立つだろう。

1.攻撃を受けやすい面をできる限り減らす

 マシンの安全性を高めるための最初の1歩は、攻撃を受けやすい面を減らすことだ。マシン上で実行されているコードが少ないほど、そのコードが悪用される可能性も減る。従って、不必要なOSのコンポーネントやアプリケーションは、できるだけアンインストールすべきだ。

2.評判の高いアプリケーションだけを使う

 現在の経済状況を考えると、フリーウェアや、非常に安価なソフトウェア、オープンソースアプリケーションなどに魅力を感じるのも当然だろう。わたし自身、自分の組織でそういったアプリケーションをいくつか使っているが、このようなアプリケーションを導入する前に少し調査を行うことは非常に重要だ。無料あるいは低価格なアプリケーションの一部は、広告を提供するように設計されているし、中には個人情報を盗んだり、インターネット利用状況を追跡するように作られているものもある。

3.できる限り管理者アカウントを使わない

 ベストプラクティスの1つとして、管理者は可能なときには通常のユーザーアカウントを使うべきだ。マルウェアへの感染が起こった場合、そのマルウェアは通常、ログインしているユーザーと同じ権限を持つ。従って、管理者権限でログインしている場合は、ダメージもはるかに大きくなる。

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