Linuxに移植されるべきWindowsアプリケーション10選 - (page 3)

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2010-03-29 07:00

#7:Microsoft Outlook

 Microsoft Outlookを本記事で採り上げている理由はただ1つ--Microsoft Exchangeのためだ。Exchangeサーバに接続可能なLinuxクライアントは存在しているものの、Exchangeを完全にサポートしているものはない。これは、ホームユーザーにとって大きな問題にはならないだろう。しかし、企業ユーザーにとっては大きな問題となる。多くの企業はExchangeに依存しており、(企業によっては)電子メールの利用やカレンダーの共有を行うアプリケーションとして、Exchangeしか認めていない。今後Evolutionが高機能化し、Exchangeを完全に統合できるようになるのであれば、このリストからOutlookを除外することになるだろう。

#8:IntuitのQuickBooks

 QuickBooksはQuickenの兄貴分に相当する。つまり、機能を強化し、大規模ビジネスやエンタープライズコンピューティングに耐えられるようにしているわけである。Linuxやオープンソースの世界では、業務を容易に(かつ世界的なレベルで)遂行していくために活用できるQuickBooksのようなソフトウェアは存在していないと言ってもよいだろう。いくつかのオープンソースツールを組み合わせることでそういった目的を達成することも可能ではあるものの、それは時間や労力に見合うものだろうか?Linuxに移植されたQuickBooksを利用する方が良いはずだ。

#9:Corel Home Office

 Corel Home Officeというと、WordPerfectがLinuxに移植された時のほろ苦い記憶がよみがえってくる。このツールは素晴らしく、業界における台風の目であったLinuxに必要なすべてのツールがそろう兆しだと皆が思っていた。ところがLinuxは梯子を外され、CorelはLinux事業から撤退する羽目になった。Corelは、現在もSOHO向けのオフィススイートを提供しているが、あくまでWindows版のみとなっている。Microsoft OfficeやOpenOffice.orgといった素晴らしい代替製品がある現在において、Corel Home OfficeをLinuxに移植する必要はあるのだろうか?おそらくその必要はないだろう。しかし、Corelは一時期、Linuxをサポートしていたこともあるのだ。同社がLinuxへのサポートを復活させれば、他社も追随してくれるかもしれない。また、WordPerfectはかつて、最も優れたワープロソフトと見なされていたことを思い出してほしい。

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