MicrosoftはWindows Vistaに関して、非常に紛らわしい信号を送っている――最新のものは、米国時間10月3日のコメントを通して出された。
The Registerは2日、MicrosoftはまたもやPCメーカーがWindowsユーザーに「ダウングレードする権利」を引き続き提供し、新マシンでVistaからXPに切り替えることを認める期限を延長する予定であると報じた。同誌によると、Microsoftはダウングレードを打ち切る日を2009年1月31日から2009年7月31日に移行したという。
Microsoftにthe Registerの記事について質問すると、同社の広報担当者から以下のようなコメントが得られた:
「ますます多くの顧客がWindows Vistaに移行するにつれ、われわれは彼らが自信をもってそのように移行しており、それができる限りスムーズなものであるように確保したい。ダウングレードメディアをさらに数カ月多く提供することは、そのようなコミットメントの一部であるとともに、Windows Vista Small Business Assuranceプログラム(米国内でのみ入手可能)の一部でもある。このプログラムは小規模事業顧客に対しカスタマイズされた1対1のサポートを提供するものである。」
換言すると、the Registerの記事は正しかったのだ。
同広報担当者はさらに以下のように詳細を明らかにした:
「何が変わるかというと、MicrosoftはXP ProfessionalのダウングレードメディアをOEMやシステムビルダーに対しさらに6カ月間延長して提供するという点である。彼らはそれをWindows Vista UltimateとBusinessエディションを購入する顧客に提供することができる――(同社の数字は)大半が小規模企業となる。それがXP Proを望む、または使用する人々であるためだ。したがってこれは以前にEULA(End User License Agreement)に含まれていた従来のダウングレード権利と同じものである。ただ単にMicrosoftがパートナーに対しメディアをさらに数カ月間多く提供するだけのことだ。」
「ダウングレードメディアの提供には従来どおりの警告が適用される。OEMとシステムビルダーがそれを望まなければ、提供する必要はないという点である――それは彼らのビジネス上の判断に任されている。」
Microsoftは以前にXPの最後の日を延期している。2008年4月にMicrosoft関係者は、OEMがXPを新マシンにプレロードするのを中止することが要求される日を再び延長することはないと述べた。その期限とは2008年6月30日であった。Microsoftはたしかに、システムビルダーまたは別名ホワイトボックスベンダーに関しては、2009年1月31日まで引き続きXPを新システムにプレロードすることを認めると述べていた。OEMとシステムビルダーは両方とも、XPを新しいULPCシステムに引き続き2010年までプレロードすることを認められていた。これらのシステムの多くは、Vistaを動作させることができなかった、またはできないためである。
結論:MicrosoftはVistaがついにプライムタイムにむけて準備が整ったと公に主張しているが、同社はPCメーカーに対して引き続きXPを顧客に提供することを認めている。それではユーザーは何を信じるべきなのか?Microsoftは本当にVistaを支援しているのか?そしてもしそうでないなら――むしろ顧客が本当に望んでいることをしているのであれば(他方でVistaの準備状態については単なるリップサービスだというのなら)――それもまだポジティブなことだといえるのだろうか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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