Canonical、モバイル重視のUbuntu Linux「Intrepid Ibex」を明らかに

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-02-21 12:27

 Canonicalがオープンソース開発者とともに開発を進める「Ubuntu Linux」ディストリビューションの支持者に、良いニュースがある。2008年10月にリリースが予定される新バージョンの正式名称や優先事項などが決定した。「Intrepid Ibex」は、モバイルコンピューティングの性能向上を目指して設計される。

 Canonicalの最高経営責任者(CEO)であるMark Shuttleworth氏は、Ubuntu 8.10の開発コード名で知られるIntrepid Ibexを発表した電子メールの中で、「特に焦点を合わせているのは、全面的なインターネット接続サポートであり、いつでも、どこにいても帯域を利用可能にすることである。オフィスを離れ、電車で移動したり、自宅に帰ってきたりしても、常にインターネットに接続できることが望ましい」と述べている。

 Shuttleworth氏は、モバイルの重視は、新バージョンで主に注力されているデスクトップコンピューティングの一環であると明らかにした。「ハイエンドのワークステーションでも、高性能な小型ノートPCでもスムーズに動作するUbuntuを目指して、ユーザーインタラクションモデルの再設計がなされており、デスクトップ環境の提供に、再び焦点を合わせている」と同時に、性能や生産性も向上していなくてはならないという

 最もリリースが差し迫るUbuntuの次期バージョン「Hardy Heron」は、4月にリリースされる。Canonicalは、6カ月ごとにUbuntuの新バージョンのリリースを重ねている。ほとんどのバージョンのサポート期間は18カ月だが、Hardy Heronは「長期間サポート」が提供される、同社で2番目の製品となる。バグフィックスと商用サポートの提供は、サーバ版が5年、デスクトップ版が3年となる。

 これまでにリリースされたUbuntuの名称は、以下の通りである。Warty Warthog、Hoary Hedgehog、Breezy Badger、Dapper Drake、Edgy Eft、Feisty Fawn、Gutsy Gibbon。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]