アクセラテクノロジは9月2日、エンタープライズサーチとWeb2.0時代の情報活用をテーマとしたカンファレンス「エンタープライズサーチ Workshop 2008」を東京コンファレンスセンター・品川(東京都港区)で開催。エンタープライズサーチを中核としたWeb2.0やEnterprise2.0の最新動向を紹介した。
今回のカンファレンスは、「インターネットセッション」「エンタープライズセッション」「ソリューションセッション」の3つのセッションで構成されている。インターネットセッションおよびエンタープライズセッションでは、最新トレンドとユーザーの取り組みがそれぞれ紹介され、ソリューションセッションでは8社の情報活用サービスが一気に紹介された。
小川浩氏インターネットセッションの最新トレンド講演に登場したモディファイのCEO、小川浩氏は、「Yet Another Web2.0」をテーマに、Web2.0の本質やエンタープライズアプリケーションの領域への波及などを分かりやすく解説すると共に、Web3.0へと続く今後数年にわたる新しいトレンドについて考察した。
小川氏は、「Web2.0はWeb環境の進化を表すバズワードのひとつ。静的なWebから動的なWebへと言うと、その次を表すことが難しくなるが、Web1.0からWeb2.0へと呼べば、その次がWeb3.0になるだろうということは多くの人が自然にイメージできる」と話す。
しかし、Web2.0は単なるバズワードというわけではなく、「質的変化(HTMLからXMLへ)と量的変化(ユーザー数、データ数の爆発的な増加)を伴っているのがWeb2.0の本質だ」と小川氏は話す。
さらに今後、Web3.0に向けて重要になるのが、「高度な検索技術」「クラウドコンピューティング」「ライフストリーミング」の3つのテクノロジという。
「たとえばGoogleは、当初は検索サイトだったが、現在では地図やビデオ、アプリケーションなど、さまざまな分野へとビジネスを拡大している。最近では、遺伝子を検索して人を特定する技術を開発するための会社も設立している。しかし、そのGoogleでさえ万能とはいえない」(小川氏)
たとえば、検索を行うためには「検索ワード」が不可欠だが、適切な検索ワードを入れなければ思った結果は返ってこない。検索の動機づけは人から話を聞いてであったり、マスメディアであったりリアルな世界が頼りであり「ここに改善の余地が残されている」と小川氏は話している。
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