ここ数カ月間、続けざまに企業買収を行っているOracleが、今度は株式非公開のセキュリティ企業Oblixを買収した。
Oracleは米国時間28日、Oblixの買収を発表した。カリフォルニア州クパチーノを拠点とするOblixは、企業ネットワークやウェブサイトにあるプログラムやデータへのアクセスを監視するID管理ソフトウェアを開発する。
Oracleはここ最近、企業買収を盛んに行っている。同社は先週、ソフトウェアメーカーRetekを6億5000万ドルで買収することに合意したと発表したばかりだ。また2004年12月には、長期にわたる攻防戦の末、ライバル企業のPeopleSoftを100億ドルで買収している。
Oracleによる以前の買収に比べると、Oblixの買収は比較的小規模である。Oracleは買収額を明らかにしていないが、Oblixは従業員100人程度の小規模企業である。
OblixのCEOであるGordon Eubanksは、SymantecのCEOを務めたこともある人物だ。Oracleの関係者によると、EubanksはOracleには参加せず、「個人の興味を追求していく」予定だという。
Oracleは、Oblixの技術を、「Oracle Application Server 10g」で提供しているアクセス管理ソフトウェアを補完するものと位置づける。同社は、Oblixの技術を利用して、Oracle Application Server 10gのセキュリティ機能を強化したい考えだ。Oracleはこの分野で、BEA Systems、IBM、Sun Microsystemsなどのベンダーと競合している。
Oblixは先日、企業買収を通じてWebサービス管理ソフト市場に参入しており、OracleはOblixのこうした点についても魅力を感じたと思われる。ソフトウェア企業の多くが、互換性のないコンピュータプログラム間でデータ共有を実現する画期的技術として、Webサービスに注目している。
Oblixの顧客には、American Airlines、British Airways、Cisco Systems、General Motors、Ingersoll-Randなどの優良企業が名を連ねている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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