Nikkei NETに掲載されているコラム「竹田孝治のインドIT見聞録」の中で、インドと中国のIT技術者の人件費についての記述がある。竹田氏によると中国のIT技術者の人件費が高騰しているという。
「2、3年の技術者」というのがどのようなクオリフィケーションなのかが分からないので単純には比較できないが、「2、3年のJavaプログラマー」と仮定する。ここフィリピンだとおよそ22,000ペソから29,000ペソ、つまり6万5千円前後ということになる。中国では、2、3年の技術者の給料で5000元(約8万円)という話を何人もの人から聞いた。単なるプログラマーでどこにそのような価値があるのかと本人たちに聞いてみても、彼らは5000元でも安いと信じている風である。これが上海なら更に高いのであろう。
日本企業からのオフショア・ビジネスが、フィリピンにもっとあっても良さそうなものだ。ただ、フィリピンの企業サイドから見れば、日本企業よりも英語圏であるアメリカやヨーロッパ市場からのオフショアの方を期待しているといえるかもしれない。やはりここでも「言語の壁」がある。日本においても、IT技術者や管理分担当社が、英語で会話することが当たり前のようにならなければ、インド企業やフィリピン企業を選択し仕事を委託することはできないだろう。
最近、フィリピンに留学する韓国の若者が増えている。また、Webサイトを通じて英語を教えているフィリピン人も増加の一途だ。生徒はというと。ほとんどが韓国人らしい。おそらく韓国国民にとって生きた英語を学ぶもっとも格安な方法なのだろう。日本のIT技術者は、いつになったら目覚めるのだろうか?
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