Salesforce.comが再び顧客関係管理(CRM)のルーツを超えて、サービスおよびプラットフォームを拡張するための買収を実施した。
Salesforce.comが買収したのはコールセンター用ソフトウェアを手がけるInStranetで、買収額はおよそ3150万ドル。Salesforce.comによると、同社は買収により、社内のカスタマーサービスと、18カ月以内にローンチ予定のSaaS(Software as a Service)製品の両方に利用できる技術を手に入れることになる。
1999年創業のInStranetが開発するナレッジベースマネジメントソフトウェアは、よくある質問の答えを顧客が自ら探し出せるようにすることで、企業が提供するセルフサービスサポートの機能を改善する。
現在はオンラインサービスとして提供されていないが、Salesforce.comはこれをSaaSプラットフォームに組み込む意向だ。シカゴとパリに勤める44名の従業員はSalesforce.comに移籍する。Salesforce.comの広報担当Bruce Francis氏によると、InStranetの最高経営責任者(CEO)Alex Dayon氏はSalesforce.comの製品管理担当バイスプレジデントに就任するという。
Salesforce.comは本買収により、英国の通信事業者Orange、T-Mobile、Comcastなど、InStranetが取引してきた大口顧客を手に入れることになる。同社は来るSaaS製品「Salesforce.com Knowledge Base」では、OracleやSAPなどの競合が出す製品に比べて、技術的な優位性を発揮できると考えている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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