Microsoftの「Engineering Windows 7」ブログの最新の記事で、同社関係者は、みなが予想していた通りのことを認めた:MicrosoftはUser Account Control(UAC)機能を「Windows 7」で微調整する予定である。
「Windows Vista」で初登場したUACは、ユーザーに対し、デフォルトでは最高の管理者権限ではなく、標準的なユーザー権限を提供するものだ。Microsoftはこのような変更により、ユーザーが自分自身から自身を守ることができるだろうと主張していた。これによりユーザーが偶然にシステム設定を修正するとか、アンチウイルスソフトウェアを無効にするなどということがなくなるというのだ。UACがオンになっているときに、ユーザーが「リスキーな」行為に従事しているとシステムが考えると、ユーザーは説明の乏しい多数の通知を受け取る。
MicrosoftはWindows 7でUACを排除するのではないと、コアOS開発のプレジデントを務めるBen Fathi氏(と彼のチームのその他)はE7ブログの米国時間10月8日の記事で述べている。そうではなく同社は「(UACの)プロンプト自体の顧客フィードバックと満足度の問題に対応する」予定であると、Fathi氏はブログで述べている。同氏は、Windows 7でMicrosoftはUACに関して2つの最も重要な目標を立てているという。同氏の記事から以下の通りである:
「みなさんが不満を感じていることを、はっきりと聞きました。プロンプトが頻繁すぎる、わずらわしい、紛らわしい、と感じていらっしゃる。われわれは引き続きシステムにどんな変化が起こりうるかに対するコントロールをみなさんに提供しながら、全体としては向上した体験を提供したいと思います。これは2つの主要な原則に注力することで達成できると考えました。1)UAC通知に対して及ぼすことができるコントロールの範囲を拡大します。システムに加えた変更に対するコントロールを引き続き利用者に提供しますが、Windows 7ではまた、管理者としてシステムを利用するときに、自分で受け取る通知の範囲を定めることができるようなオプションも提供します。2)ユーザーインターフェースで追加的に、さらに関連性の深い情報を提供します。ダイアログUIを改善することにより、利用者が理解を深め、もっとよく情報を得てから選択できるようにします。」
Windows 7では、Microsoftは不必要で重複したプロンプトを削減するように試みる;プロンプトにもっと説明を入れる;そして「(UAC)メカニズムに対して改善されたもっと明瞭なコントロール」を提供するとFathi氏はブログで述べていた。
Fathi氏は、Windows Vistaにおいてセキュリティ向上の名目で導入された当初のUAC封鎖よりは、刷新されたUACシステムが嫌われないですむことに自信を持っていると述べた。同氏の記事からさらに以下の通りである:
「社内のユーザビリティテストを通して、この原則に基づいた新しいデザインコンセプトをすでに動作させているが、非常にポジティブな結果がみられている。参加者の83%が、自分たちが見ているダイアログがなぜ出ているかについて、具体的な理由の詳細を示すことができた。参加者は、新しいコンセプトが『シンプル』であり、『検証された発行者をハイライト』し、『ファイルの出所を提供』し、また『有意義な質問をする』ためにそれを好んでいた。」
UACはVistaで最も嫌われた機能のひとつのようだ。(「UACをどうすれば無効にできるか」とウェブで検索してみると、このような主張に対する非公式な証拠が見られる。)Microsoftがこれまでに明かした内容からして、Windows 7で提案されているUACの変更は、これまでにUACに傷つけられたVistaの評判を取り戻すに至ると思いますか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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