SAPが米国時間10月28日、第3四半期(7-9月期)決算速報を発表した。売り上げはGAAPベースで前年同期比9%減の25億800万ユーロに落ち込んだが、3000人の人員削減が進行する中、前年同期比12%増の4億3500万ユーロを純利益として計上した。同社の最高財務責任者(CFO)Werner Brandt氏は声明で「売り上げが減る中でも利益を拡大でき、満足している。厳しいコストコントロールが成功していることの証左である」と述べている。また、不況がひと段落しそうな兆しはあるものの状態は依然厳しいとしたうえで、ソフトウェアおよびその関連サービスの売り上げが予想を下回った主な理由について、「新興市場と日本の環境が特に厳しかった」と述べている。米News.comの記事を翻訳した詳細はこちら。
SAP、第3四半期の決算速報を発表--「日本は厳しかった」というコメントも
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