ZDNet Japanの読者の皆様、ならびに平素より情報および原稿などの提供をいただいておりますパートナーの皆様、お世話になります。ZDNet Japan編集長の大野晋一です。
ZDNet Japanは27日の15時、無事にリニューアルいたしました。今回のリニューアルにより、ZDNet Japanの新しいコンセプトを明確にするとともに、シーネットネットワークスジャパンとして、CNET Japanやbuilderとあわせ、皆様に高い価値をお届けすることのできる強力なメディアポートフォリオの確立を実現します。
ZDNet Japanの新しいコンセプトは「競争力向上にITを活用するすべての企業を対象に、付加価値と信頼性の高い情報をお届けする」というものです。「コードを書くすべての人に」をコンセプトとしたbuilderと併せ、個人から組織まで様々な粒度で、ITを使って読者の競争力を高めるための情報をご提供いたします。
昨年12月にエンジニアをターゲットにした情報をbuilderとして独立させ、企業のIT活用にフォーカスしたZDNet Japanとしてターゲットオーディエンスのトランジションを進めて参りました。CNET Japanが新しいITを「知る」ためのメディア、builderがITを「作る」ためのメディアであるのに対し、ZDNet JapanはITを「使う」ためのメディアとなります。
IT部門に限らず、事業をドライブするユーザー部門、そして会社の形を保つ経営管理の方々が企業の中でITをどう使っていけばよいのか――現代の会社であれば必ず考えなければならない問題にフォーカスします。
デザインについては、すでにご覧いただいているとおり、ZDNetのブランドカラーである青と赤を効果的に使った印象的でユニークなものとしています。サイト構造に関しても、経営を起点とし、自社に関連する情報を集中的に見るための「ビジネス」と、企業でITを使う者であれば誰でも知っておくべき「テクノロジ」という二つに大きく分けました。
特に「ビジネス」では、金融や物流、製造といった属するインダストリ、経理や財務、人事、管理職といった社内での立場、キャリアやメンタルヘルスなどの会社における悩み、といった皆様の属性ごとに情報をファイルし、必要な情報を集中的に見ていただけるようにしています。
こうした改善により、ZDNet Japanは読者の皆様に必要な情報の入れ物として業界随一の価値を持つものになったと確信しております。編集部一同、この入れ物に入る高付加価値で信頼性の高い情報をパートナーの皆様とともに作り出して参ります。
末筆ではございますが、リニューアルにあたってコンセプトからターゲット、デザインに至るまで様々な助言をくださった方々に改めてお礼を申し上げます。ZDNet Japanは、皆様の期待を裏切らないよう、継続的な成長と読者およびパートナーの皆様への継続的かつユニークな価値提供をお約束いたします。
最後に、リニューアルを実現してくれた社員のみんな、そして協力会社の方々、ありがとうございました。
シーネットネットワークスジャパン エンタープライズ・メディア統括 兼
ZDNet Japan編集長 大野晋一