IBMは米国時間1月30日、「DB2」データベースの無料版をリリースした。その背景には、ソフトウェア開発者のIBM製品に対する支持を高めようという、同社のねらいがある。
無料の「DB2 Express-C」はIBMの商用製品とまったく同じものだが、対応するハードウェアには制限が設けられている。
DB2 Express-Cは、2つのプロセッサコアもしくは2つのデュアルコアチップを積む、AMDもしくはIntelベースサーバに搭載することができる。またメモリは4Gバイトまでとなっているが、データベースの容量やユーザー数に制限はない。
IBMが無料のデータベースをみずからの製品ラインアップに加えたのは、同社の最大の競合企業であるOracleやMicrosoftが同様の取り組みをすでに行っており、これに追随するためだ。
Microsoftは2005後半の「SQL Server 2005」リリースに際して無料版を公開し、一方Oracleも無料の「Oracle 10g Express Edition」を発表している。
企業にデータベース製品を提供するIBM、Microsoft、Oracleは3社とも、企業がテクノロジーを採用する上で影響力を持つソフトウェア開発者の関心をひこうと模索している。またここ数年は、無料版を含むことの多いオープンソースのデータベース製品も人気を集め始めた。
開発者関連の調査を行っているEvans Dataによると、2005年にオープンソースデータベースを採用/利用した開発者の割合は、70%を超えたという。また回答者の間では、数あるデータベース製品の中でも、MySQLが最も人気が高かったという。
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