サン・マイクロシステムズは2月23日、ウェブアプリケーション用クライアントインターフェースの構築ツール「Sun Java Studio Creator 2」日本語対応版を公開した。サンの開発者向け会員制技術情報サイトSun Developer Connection(SDC)から、無償でダウンロードできる。
Sun Java Studio Creator 2は、ドラッグ&ドロップ操作だけでウェブアプリケーションやポートレットを開発できる統合開発環境(IDE)。オープンソースJava開発環境NetBeans 4.1をベースとしている。
新版は、ウェブアプリケーション用フレームワークのJavaServer Faces(JSF)とJavaポートレット仕様JSR-168に対応し、ビジュアルな画面操作でアプリケーションやポートレットが開発できる。また、Ajax手法による開発も実施可能。開発したアプリケーションは、Java System Application Server、BEA WebLogic、IBM WebSphere、TomcatなどのJ2EE標準コンテナで利用できる。
対応OSは、Windows、Mac OS X、Solaris、Linuxとなる。
Sun Java Studio Creator 2の公開にともない、サンはSDC内にSun Java Studio Creator 2専用サイトを開設する。同サイトでは、日本語の各種ドキュメントを無料で提供するほか、ユーザーフォーラムも運営する。