NECソフトなど、ベトナムのハノイにソフト開発やSI手がける新会社

ニューズフロント

2006-05-15 21:32

 NECソフトとNECグループの東南アジア地域販売統括会社NEC Solutions Asia Pacific(NECSAP)は5月15日、ベトナムのハノイ市にソフトウェア開発とシステム構築(SI)を手がける新会社を設立したと発表した。6月1日より営業を開始。NECグループによるソフトウェアのオフショア(海外開発生産委託)を受託するほか、現地に進出する日系企業などに向けたSI、ソフトウェア販売を行うという。

 新会社の名称は「NEC Solutions Vietnam」。資本金は100万米国ドルで、出資比率はNECソフトが60%、NECSAPが40%。

 オフショア事業では、主にNECソフトから開発を受託する。SI事業ではNEC本社、NECSAPと連携し、製造業を中心とする日系企業をはじめ、現地の金融機関、官公庁といった顧客を獲得する。将来的には地場市場の開拓も目指すという。

 ソフトウェア製品の販売事業では、ERPパッケージ「IFS Applications」や情報漏えい対策ソフト「pointsec」など、NECグループの各種製品を現地で販売していく。

 当初は従業員数40人体制で営業し、3年後の2008年度までに120人に増員する予定。会社全体で、初年度170万ドル、2008年度に460万ドルの売上げを見込む。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]