eviwareは12月3日、ウェブサービスのテストツール「soapUI」の新バージョン「soapUI 2.0 beta2」をリリースした。
soapUIは、GUIアプリケーションとして提供されているオープンソースのウェブサービステストツール。SOAP(Simple Object Access Protocol)を用いたウェブサービスを提供、利用する開発者を対象としており、機能テストや負荷テストを提供している。特に、ウェブサービスのモックを容易に作成できるのが特徴だという。また、Eclipse、IntelliJ IDEA、NetBeans向けのプラグインも提供されている。
今回リリースされた新バージョンでは、カバレッジ機能やWSDLのリファクタリング機能が強化されたほか、認証情報のインスペクタが搭載された。また、beta 1で初めてサポートされたメッセージの信頼性を保証するための仕様「WS-Security」に関しては、新たにプロジェクトレベルで設定を行うことが可能になったほか、soapUIの他の機能との連携も可能になるなど、大幅にサポートが強化された。