IBM、「MSフリー」の仮想デスクトップアプリケーションスイートを提供

文:Steven Musil(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、福岡洋一

2008-12-05 13:03

 IBMは企業顧客にMicrosoftとのつながりを断って欲しいようだ。

 米国時間12月3日夜のWall Street Journal(WSJ)によると、IBMはLinuxをベースとした仮想デスクトップアプリケーションスイートを提供するという。サーバ上で稼働するため、デスクトップの高度なハードウェアもMicrosoftのソフトウェアも必要としない。すでに入手可能となっているこのLinuxベースのソフトウェアパッケージはバックオフィスサーバで稼働し、顧客はシンクライアントから利用可能だと同紙は報じている。

 報道によるとこの「Virtual Linux Desktop」の価格は、選択したソフトウェアとサービスのレベルによって、1ユーザーあたり59〜289ドルになるという。IBMでは、企業顧客がこのソフトウェアパッケージを導入すると、Microsoftの「Windows Vista」「Microsoft Office」およびコラボレーションツールを維持するコストと比較して、1ユーザーあたり最大で800ドルを節約できると見積もっている、とWSJは書いている。

 IBMは、現在の経済状況からくる圧力が追い風となって、「Microsoftフリー」のスイートの魅力はさらに高まると見ている。

 「この方式でテクノロジを配備すれば、総コストの50%以上を節約できる」と、IBMでオープンソースおよびLinuxミドルウェア担当バイスプレジデントを務めるJeff Smith氏はWSJに語っている。「顧客はますます厳しさを増す経済状況に直面しており、お金の使い道すべてに目を向けている」

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]