CNET News.comが入手した情報によると、Sun Microsystemsは、同社の新型プロセッサ「UltraSparc IV+」を搭載したハイエンドのUnixサーバを11月8日から発売するという。
UltraSparc IV+プロセッサは、従来製品のUltraSparc IVと比べて、大幅に性能が向上している。Sunは9月に、同プロセッサを搭載するミッドレンジサーバ(4〜24プロセッサ構成)を発売していた。
Sunはこの新プロセッサを、トップエンドのSun Fire E20K(36プロセッサ構成)とE25K(72プロセッサ構成)にも搭載し、これを11月8日から発売するとの計画が、System Newsウェブサイトに掲載された。Sunでは、この件に関するコメントを差し控えた。
新サーバの発売を待ちきれない場合は、別の選択肢もある。Sunは11日から、UltraSparc IV+プロセッサを搭載した「Uniboard」と呼ばれるシステムボードを販売し始めた。UniboardにはUltraSparc III/IV/IV+プロセッサが搭載されており、同一のサーバ内で同時使用が可能。IVとIV+はデュアルコアチップだ。
早期にUniboardを購入したユーザーには、新モデルの購入の際に最大で40%の割引という特典がある。新型Uniboardを導入した場合のパフォーマンスは、UltraSparc IVとの比較時で50〜80%、UltraSparc IIIとの比較時で200〜250%になると、同社では説明している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ