• メールアドレス:
  • パスワード:

印刷事業も「2.0」へ--HPが「Print 2.0」を実現するプリンタ製品を発表

藤本京子(編集部)
2008/04/21 17:53

 Hewlett-Packard(HP)は4月17日、上海で開催された報道関係者向けのイベントにて、プリンタとその関連ソリューションを25種以上一気に発表した。

 HPはプリンタの新戦略として、2007年に「Print 2.0」というコンセプトを提唱した。これは、「プリンタを単なる印刷機器として提供するのではなく、企業が印刷環境を管理し、安全にし、簡素化する支援をすることと、コスト削減や生産性向上に向けたワークフローの改善に貢献することを目指したプリンティングソリューションだ」と、アジアパシフィック&日本 イメージング&プリンティング事業担当シニアバイスプレジデントのChris Morgan氏は説明する。

Morgan氏 HPでプリンティング事業を担当するChris Morgan氏

 Morgan氏は、「HPは1985年にプリンタを提供し始め、この分野のリーダーとなったが、デバイスだけでは不十分だということがわかった。企業には、セキュリティや管理性など、多くの課題があり、こうしたニーズに対応する必要がある」と、Print 2.0を推進する背景について語った。

 今回HPでは、Print 2.0のコンセプトを実現すべく、レーザープリンタとインクジェットプリンタの両ラインアップにおいて数多くの新製品を用意した。

 レーザープリンタでは、価格が249ドルからと同社にとって最安値のカラーレーザープリンタとなる「HP Color LaserJet CP1215 Printer Series」や、ファックス機能付きのマルチファンクションプリンタ(MFP)「HP Color LaserJet CM1312 MFP Series」、A3サイズまでのカラー印刷が可能な「HP Color LaserJet CP6015 printer series」といったカラープリンタのほか、印刷速度やコスト効果を重視したモノクロレーザープリンタのラインアップも拡充した。インクジェットプリンタでは、A3サイズで両面印刷が可能なカラープリンタ「HP Officejet Pro K8600 Color Printer Series」などを提供する。

 こうしたプリンタ新製品に加え、中小企業が自社でパンフレットなどを作成する際にテンプレートや素材集などを提供する「HP In-house Marketing (IHM) Starter Kit」や、自社で印刷物を作成する際、予算を事前に計算して外注費と比較できるようにする「HP Print Cost Estimator」なども提供する。

 これらの製品はすべて「Print 2.0を加速させるためのものだ」とMorgan氏。「ユーザーは単にプリンタが必要なだけではない。プリンタをベースとしたサービスで、ワークフローが改善できれば、企業の課題解決にも結びつくのだ」と同氏は述べ、今後も付加価値のあるサービスでプリント市場を拡大させたい考えを示した。

プリンタ HPが発表したプリンタ新製品群

中国人女性 プリンタの前には美人のお姉さんが立ち、新製品に花を添えていた


関連記事
この記事を読み解くキーワード:
SIサービス
ZDNet用語検索
企業情報
キーワード
関連ホワイトペーパー
関連製品

注目記事

「似非」SOAを見破る10の方法

・SOAと言いながらも、実はSOAの体を成していないものがある。本記事では、そういった「似非」SOAを見破る方法を紹介する。 2008/07/09 08:00 【ITマネジメント

マイクロソフト:Vistaについて「心配する時期は終わった」

・Microsoftはパートナー向けのカンファレンスで、Vistaについて心配する時期は過ぎたことを改めて強調し、特定のハードやソフトのVistaとの互換性をチェックできる新ポータルサイトや、小規模企業向けの新サポートサービスを発表した。 2008/07/09 09:07 【オール・アバウト・マイクロソフト

企画特集

ZDNet Japan Green ITZDNet Japan Green IT
洞爺湖サミット目前!環境に配慮したGreen ITとは?
DELL連載第4回〜「Microsoft System Center」DELL連載第4回〜「Microsoft System Center」
PowerEdgeサーバに最適な運用管理ソリューション後編
「未来の、その先」をどう提言していくか「未来の、その先」をどう提言していくか
クラウドコンピューティングが導く新しいシステム
今知るべき仮想化情報今知るべき仮想化情報
インフラからアプリケーションまで、これを知らずに仮想化は語れない
Techno ExchangeTechno Exchange
全体最適化で進めるCTCのグリーンIT戦略
ブログ RSS Feed
洞爺湖と環境と私
裏方の裏方日記〜日々是広報 2008/05/20 12:57
プロがなぜ、二次創作を願うのか--Gacktが歌い、三浦建太郎が描く「がくっぽいど」
ミュージシャンのGacktさんと漫画家の三浦建太郎さんという2人のプロが参加しながらも、ユーザーが自由に作品を公開できるという歌声合成ソフト「がくっぽいど」。この開発経緯を開発元に聞いた。
iPhone、月額通信料金は7280円からに--ソフトバンクモバイルが発表
UPDATE ソフトバンクモバイルはiPhoneの通信料金プランを発表した。月額980円のホワイトプランに、データ定額制プラン「パケット定額フル」、「S!ベーシックパック(i)」をあわせ、月額7280円からとなる。
ジョブズ氏引退後のアップルを考える
カリスマ的な創業者が社を去った後、会社の業績が低迷する事例は、ハイテクだけでなく、さまざまな業界で見られる。アップルは「ジョブズ氏後」に備えているのかどうか検討する。