レッドハットは8月1日、レンタルサーバ事業を手がけるワダックスとホスティングサービス分野で提携すると発表した。これにより、レッドハットでは「ワダックスの主な商圏である関西地区のエンタープライズシステムユーザーに、セキュアなプラットフォーム『Red Hat Enterprise Linux』を安定提供できる」としている。
ワダックスは、関西地区を中心に事業展開している企業。今回のサービスでは、不正侵入検知やセキュリティ診断などのセキュリティ対策を施した共用および専用レンタルサーバを提供する。セコムのSSL電子証明書が付属するサービスや、ブログ、ショッピングカート、掲示板といった機能も備える。
費用は、共用レンタルサーバの「@NextStyle」が初期費用3000円から、月額料金1995円から、専用レンタルサーバの「W-Secure Server Plus」が初期費用21万円、月額料金3万2375円から。OSは、いずれもRed Hat Enterprise Linuxとなる。
ワダックスでは、Red Hat Enterprise Linuxベースの新しいセキュリティレンタルサービスを、9月に提供開始する予定だ。