ソースネクストは5月11日、オンラインでドキュメントの編集が可能なオフィスソフト「ThinkFree Office」を提供する米国ThinkFreeと提携し、日本語版サービスを5月14日より提供することを明らかにした。
ThinkFree OfficeはGoogle Docs & Spreadsheetsと同じように、ブラウザ上で利用できるオフィスソフトだ。ワープロソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトの3種類の機能を提供する。MicrosoftのWord、Excel、PowerPointと互換性をもち、オンライン上でのファイル保存も可能。ユーザーはメールアドレスなどを登録すれば無料で利用できる。また、オフィスソフトのファイル共有サービス「ThinkFree Docs」も提供している。
ソースネクストは「ThinkFree てがるオフィス」の名称でサービスを提供する。サービス開始当初は一部のみ日本語化して提供するが、今後は完全な日本語化を進めていく。また、ThinkFree Docsも日本語化して提供する予定だ。
サービスの利用は無料。ユーザー登録すればドキュメント保存用に1Gバイトのストレージが提供される。
ソースネクストでは同サービスで初年度100万ユーザーの加入を目指す。また、今秋をめどにパッケージソフト版も提供する予定。パッケージソフトは同社が販売する他の製品同様、3ソフトセットで3970円、1ソフトで1980円となる予定。
なお、ソースネクストではSun Microsystemsのオフィスソフト「スタースイート」も販売している。同社では、今後の両ソフトの扱いについて明言しておらず、14日の発表会にて説明するとしている。