拡張性のあるオープンソースのブラウザ、「Firefox」の普及に取り組んでいるSpread Firefoxサイトによると、同ブラウザのダウンロード数が4億件を突破したという。
Mozillaの広報担当者はダウンロード数をインストール数と混同するべきではないと注意を促している。が、これは当を得ている(私自身、確かに2007年に最低でも10回はダウンロードしているが、現在は3台のコンピュータでコピーしたものを使用しているだけである。一方、Firefoxを入手する方法はLinuxデストリビューションをインストールするなど他にも無数にある)。それでも、数年前にはMicrosoftが「Internet Explorer」で市場を独占していた感があったことを思い起こすと、ダウンロード数4億件というのは注目に値する偉業である。
しかし、Firefoxは万事が順調というわけではない。MozillaはFirefox 3(開発コード名「Gran Paradiso」)のベータ版を7月にリリースする予定だったが、Mozillaの技術担当バイスプレジデントであるMike Schroepfer氏によると、現在の予定としては「2007年秋」であるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ