Hotmailに不具合発生--影響範囲減るも一部ユーザーはログインできず

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-02-27 12:55

 Microsoftは米国時間2月26日午後、Windows Liveアカウントにアクセスできない人の数を減らすことはできたものの、まだ一部の人たちがログインできずにいると述べた。

 26日早くから、HotmailとWindows Liveサービスのユーザーの多くが自分の情報にアクセスできない状態に陥った。

 Windows LiveプロダクトマネージャーのSamantha McManus氏は声明で「最初の報告があったときから、影響を受ける顧客の数を大きく減らすことができた。しかし、問題はまだ完全には解決していない。Microsoftは迅速かつ積極的に問題の解決に取り組んでいる。まもなくすべての顧客に通常通りのサービスを提供できるようになる見込みだ」と述べる。

 Microsoftによると、不具合が発生する前にログインした人は問題に出会わないが、一部の顧客の間では引き続きログインを試みた際の問題がワールドワイドに発生しているという。

 「われわれの顧客はWindows Liveに対し、高レベルなサービス信頼性を求めるようになっている。今回の問題による影響を受けた顧客に対し、迷惑をかけたことを深くお詫びしたい」とMcManus氏は述べた。

 最新情報:Microsoftは、Windows Liveのログイン問題が解決したことを発表した。

 Microsoft関係者によると、多くのWindows Liveサーバが、27日にリリース予定である「Windows Server 2008」で稼働しているものの、今回の問題は、Windows Server 2008に関連した問題ではないという。

 McManus氏はCNET News.comに対し声明で、「Windows Serverがこの問題に関係していないことは確かである」と述べた。

 Microsoftは、この問題を引き起こした原因についてはほとんど詳細を明らかにしていない。

 「この問題は、予期しない事態に関係し、それによって装置のオーバーロードと障害が発生した」(McManus氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]