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グーグル、「Chrome」最新ベータ版をまもなく提供開始

グーグルは、独自に開発を進めるウェブブラウザ「Chrome」の第3ベータ版の提供を開始する。最新ベータ版では、バグ修正に加え、新機能の追加も行われており、パフォーマンスの向上が実現する。

文:Stephen Shankland(CNET News.com)
翻訳校正:湯木進悟  2008年10月31日 06時20分

 まもなくGoogleは、ウェブブラウザChrome第3ベータ版の配布を開始する。バグ修正パフォーマンス改善、セキュリティ上の弱点解決などが行われている。

 GoogleChromeプログラムマネージャーMark Larson氏は、米国時間10月29日夜に、新バージョンのリリースを告げる、Chromeメーリングリストへの投稿で、「これから数日以内に、自動的にアップデートが行われるだろう」と記している。最新バージョン入手可能かどうかは、Chromeの右上にあるスパナアイコンクリックして、「Google Chromeについて」を選択することで確認できる。

 セキュリティの観点からは、Google Chromeの「0.3.154.9」バージョンで、ポップアップウィンドウの表示がなされる際に、実際に情報提供を行うサイトとは異なるウェブアドレスが表示されてしまうセキュリティ上の問題の解決が図られている。

 Larson氏は「このセキュリティ上の脆弱性は、訪問者に重要な個人情報を明かさせるため、ウェブサイトの提供元を偽って伝えることに悪用される危険性があった」と述べている。

 新たなベータ版で提供される、他の変更点としては、FlashSilverlightなどのプラグインでの、パフォーマンスおよび信頼性向上タッチパッドによるスクロールサポートプロキシを仲介してウェブを閲覧しているユーザー向けの、パフォーマンスおよび信頼性向上などが挙げられる。まだ現在は更新がなされていないものの、Chromeリリースノートのページ上では、さらなる詳細が明らかにされる予定である。

 また、Googleは、人々の生活を一層便利にするため、検索技術利用積極的推進してはいるものの、セキュリティで保護された接続で閲覧できるウェブページ(https:で始まり、アドレスバーに鍵のマークがついている)の内容にまで、インデックスを作成するのは取りやめるほうがよいとの結論に達したようだ。Chromeリリースノートに関する29日のブログ投稿で、Googleは「引き続きウェブサイトの訪問履歴を検索することはできるが、ページのコンテンツまで検索することはできなくなった」と明らかにしている。

 別の変更点としては、以下のようなものがある。

 Googleは、9月初めに最初のChromeベータ版をリリースして、その後に、深刻なセキュリティ上の問題を解決するため、第2ベータ版をリリースした。

 さらに、Googleは、十分なテストはなされていないものの、より早期のリリースが可能となる、開発者向けバージョンのChromeのリリースも行っている。最新ベータ版は、ダイアログボックスメニューコマンドなどのテキストを、42カ国語翻訳する新機能を除けば、ほぼ最新の開発者向けバージョンと同じものである。

 筆者は、Chromeの開発者向けバージョンのリリースを、常にチェックしてきたが、今回のリリースノートでは言及されていない、別の変更点として、前バージョンのChromeのリリースよりも、JavaScriptパフォーマンスが、より向上している点を指摘しておきたい。Googleは、Chromeの提供により、主に高速JavaScriptを通じて、さらなる高速ウェブアプリケーション開発を支えていく野望を抱いている。

 Chromeは、オープンソースプロジェクトであり、Googleは、新しいことには目がないユーザーに対して、Chromeの最新変更点を明示したリストの提供を行っている。現在のところ、Chromeは、まだWindows上のみでしか利用できないものの、Googleは、Mac OS XおよびLinux向けバージョンの開発にも取り組んでいる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

ホワイトペーパー
http://japan.zdnet.com/news/internet/story/0,2000056185,20382888,00.htm
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