KCCS、オンデマンドサービスとしてロードバランサを提供

田中好伸(編集部)

2009-11-18 16:37

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は11月18日、同社のインターネットデータセンター事業「D@TA Center」のプラットフォームサービスとして提供している「オンデマンドサービス」に「オンデマンドロードバランサ」を追加して11月30日から提供することを発表した。

 オンデマンドロードバランサは初期費用が8万4000円、月額費用が4万2000円。基本機能として、HTTPやHTTPS、POP3、SMTP、FTPといった標準的プロトコルのバランシングとヘルスチェックが提供される。オプションとしてSSLアクセラレーション(別途SSL証明書が必要)とパーシステンスも提供される。契約期間は最低1カ月。最短3営業日で導入できるとしている。

 ロードバランサは、ネット系システムや各種サービスの負荷分散と可用性向上で重要な役割を果たすが、機器自体が高価であり、機能を十分に活かした運用を行うには高い技術力が必要とされる。そのため、ユーザー企業から専用機器の導入ではなく、機能をサービスとして提供してほしいという要望を寄せられていたという。D@TA Centerでは、サーバとストレージのリソースをオンデマンドサービスとして提供しており、今回はその第2弾としてロードバランサを提供する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]