5月の世界半導体売上高が、前年同期比9.4%増の197億ドルに達したことが新たに発表されたレポートから明らかになった。
米半導体工業会(Semiconductor Industry Association:SIA)が公表したレポートによると、いずれも携帯電話で利用されるアナログチップとデジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)が、今回の伸びに直接関与しているという。
SIA会長のGeorge Scalise氏は声明のなかで、「マイクロチップの売り上げは、消費者向け製品の占める割合がますます増加している」と述べた。NORフラッシュメモリと光電子デバイスが急成長している点も、デジタルカメラと携帯電話の売り上げが相変わらず伸びていることを示唆していると、Scalise氏は語っている。
同レポートによると、2006年5月と前年同月の比較では、アナログチップの売り上げは21.5%増、DSPは13.7%増だったという。
PC用プロセッサの売り上げは同期比2%減となっているが、これは在庫調整と競争の激化を示唆していると、Scalise氏は語っている。同氏はまた、競争の激化によってノートPCの平均販売価格が1000ドルに下がっており、消費者にとってはメリットにつながるとも指摘した。
米国では、チップの総売上高が2005年5月の32億ドルから2006年5月には35億ドルへと9.6%増加した。チップの製造でトップに立つと予想された中国を含むアジア太平洋地域は、最も大幅な伸びを見せ、同時期に80億から92億ドルへと一気に15%増となった。
SIAは6月、2006年のチップの世界予想成長率を7.9%から9.8%へと引き上げた。SIAは、カリフォルニア州サンノゼを拠点にする米国チップメーカーの業界団体。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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