しかしSAPは後退している米国経済から間接的に影響を受けており、ドル安によって2007年には売上高が5億3800万ドル、営業利益が1億8963万ドル失われたとSAPは述べている。
SAPの第4四半期の営業利益は2%増の16億3000万ドルだったが、純利益は6%減の11億1000万ドルだった。
「未開拓地域」の機会
SAPは、小中規模企業向けの新しいウェブ配信型ソフトウェア「Business ByDesign」に2007年の1億8370万ドルにつづいて2008年には2億5700〜3億3070万ドル投資すると述べている。SAPはこの分野を「未開拓地域」の機会と見なしている。
SAPではBusiness ByDesignによってSalesforce.comのようなオンデマンド型ソフトウェアのパイオニアと競争できるようになると考えており、顧客数を現在の150社から2008年末には1000社(実際に購入する顧客と試用する顧客の合計)まで増やすことを目標にしている。
市場のトップエンドでは、SAPはBusiness Objectsソフトウェアを統合して展開する新製品によって、大量のデータをマイニングして有用な情報を抽出する必要性を感じている意志決定者からビジネスを獲得できるとそろばんをはじいている。
Business Objectsは30日、単独で第4四半期の決算を発表し、売上高は20%増加したが、税金引当金の増加のために減益になったと述べた。この結果はおおむね市場の予測に一致している。
SAPは新しい市場に進出することによって、2010年までに対応可能な市場規模を2倍の約750億ドルに拡大する狙いである。その頃には注文の半分は、現時点でいまだ市場に存在しない製品に対するものになるはずである。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ
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