Microsoftは米国時間4月24日、第3四半期決算(2008年1月-3月期)を発表した。利益はアナリスト予測をかろうじて上回ったものの、売り上げは一部のアナリストが予測した額にわずかながら届かなかった。好感される面としては、2009会計年度通期の利益見通しが一部のアナリスト予測を上回っていることが挙げられる。
同社が発表した3月31日締め第3四半期の売上高は144億5000万ドル、1株あたりの利益は47セントだった。Thomson Reutersによると、アナリスト予測では売上高145億ドル、1株あたりの利益44セントとなっていた。この結果には税制上の優遇措置および欧州連合(EU)から科された制裁金が含まれているが、実質的に互いに相殺している。
「この第3四半期決算結果はわれわれの多角的なビジネスモデルが利益をあげていることを示している」と、同社の最高財務責任者(CFO)Chris Liddell氏は声明で述べている。「地理的にも、製品カテゴリや顧客層の点でも幅広く事業を手がけていることが、われわれにとってこの上ない資産であり、2008会計年度に加え2009会計年度においても、売上高、営業利益、1株あたりの利益について、通期で2桁成長の見通しを支えてくれている」
第4四半期についてMicrosoftは、売上高155億ドルから158億ドル、希釈化後の1株あたりの利益を45セントから48セントと予測している。Thomson Reutersによると、アナリスト予測は売上高155億5000万ドル、1株あたりの利益48セントだという。
同社は2009会計年度の通期見通しも予備発表しており、総売上高669億ドルから680億ドル、1株あたりの利益2.13ドルから2.19ドルとしている。これらの数字はアナリスト予測を若干上回るものだ。
加えてMicrosoftは24日、四半期決算報告書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。私が特に興味深いと思ったのは、Microsoftがこの1年で人員を13%増員し、既存の社員に対する給料も引き上げたため、第3四半期に人件費関連の費用が14%増加していることだ。
報告書の中でMicrosoftは、新興市場での力強い成長が続くことから、2008年中に世界中でのPC出荷台数が11%から13%増加すると見られる、と記している。
Microsoftは第3四半期、ドル安による多大な恩恵を受けた。為替レートが要因で同四半期の売り上げが4億ドル増加したと、同社はSECへの報告書で述べている。
同四半期にMicrosoftが出荷した「Xbox 360」は130万台で、当初の予想より多かったものの、NPD Groupが先日発表した3月の各社のゲーム機販売実績を踏まえた予想を覆すものではなかった。Microsoftはまた、消費者向けスマートフォンメーカーであるDangerの買収にも触れ、現金5億ドルを支払ったことを明らかにしている。
Microsoftの第3四半期決算に影響したその他の要因としては、特にアジアにおける海賊版の増加が挙げられる。これが第3四半期のみの急上昇なのか、第4四半期にも引き続き増加して同社を苦しめることになるのか、注意が必要だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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