ZDNet Japan Brand Site:
ZDNet Japan
builder

Beehive:Oracleの強みを詰め込んだコラボレーション基盤

企業にとっては永遠の悩みコラボレーション。この悩みをOracleならではの方法で解決するOracle Beehiveが公開された。

大野晋一(編集部)  2008年9月23日 03時00分

 Complete Open Integrated―これがOracle強みだ。買収した製品Oracleならではの資本によるR&D投資で強化、オープンな規格に対応させ、SOAAIA統合していく。この戦略No.1を獲得する。これが同社戦略となっている。

 Oracle OpenWorld 2008の実質的な皮切りとなる2日目開始Charles Phillips社長キーノートではいつもどおり、「Complete Open Integrated」のメッセージが強調された。

 同氏に続いては製品開発担当Exective Vice PresidentであるChuck Rozwat氏が登場Oracleが3年かけて開発したという全く新しいコラボレーションサーバー「Oracle Beehive」がお披露目された。これは「Complete Open Integrated」なOracleだからできた製品だ。

 マーケットにはすでにコラボレーション製品がいくつも存在している。ここに来て、Oracleが新しい製品を投入する意味は何だろうか?

 既存コラボレーション製品は、個々アプリケーションツールとして個別に存在するもので、統合された「基盤」としての意味合いは弱かった。ここに対して、Oracle同社Complete製品群の中からコラボレーションに必要なものを選んで統合Integrate)された状態で提供する。さらに、クライアントソフトをはじめとして周辺製品との接続互換性も提供する(Open)。これがOracleコラボレーション製品市場で提供できる強みだ。

 つまり、Beehiveは「CompleteOpenIntegratedな、Oracleならではコラボレーション製品」となる。

 「(Exchangeメールサーバー掲示板といった)それぞれのコラボレーションツールごとにデータベースアプリケーションがあり、管理手法も異なる」とChuck Rozwat氏、Beehiveは「こうした病気のような企業コラボレーション基盤を解決する」(同氏)とする。

 統合されている一方で、オープン性を活かし、既存製品との統合も可能。たとえば、ディレクトリサードパーティ製品で置き換え可能とし、メッセージカレンダーExchangeと共存させることができる。

 また、OutlookThunderbirdApple Mailといったデファクトスタンダードクライアント製品を自由に選択できる。

 「こうした既存クライアントが使えるだけではない。Beehiveにはこれらのクライアントをより強コラボレーションツール変えるがある」とChuck Rozwat氏。

 Beehiveの持つECMEnterprise Contents Management機能に保存されたドキュメントに、Outlookクライアントからアクセスするといったことが可能になる。「こうした機能によって、ただOutlookがパーソナルワークスペースになる」(Chuck Rozwat氏)

 さらに、このワークスペースチーム単位に広げることも可能。チーム共有ドキュメント置き場作成全員で同じドキュメントOutlookからアクセスするというわけだ。このドキュメント置き場には各自のデスクトップからドラッグアンドドロップドキュメントをコピーすることもできる。

 ここに置かれたドキュメントに対してセキュア管理を行うことができるのも特徴。そう。「IntegratedでSecureなことがBeehive特徴だ」(Chuck Rozwat氏)。

 たとえば、ワークスペースから消去すると、ワークスペースからデスクトップにコピーしたファイルに関しても開けなくすることもできるといったアクセスコントロールをかけることができる。

 ほかにも、Lotus Notesが持っていたEUCEnd User Computing)の特徴を、オープンなにして引き継いだ開発環境などを備える。

 同社コラボレーション製品といえば、これまでOracle Collaboration Suiteがあった。Beehiveはこの後継という位置づけとなる。なお、Oracleによって買収されたBEAオープンソースとして寄贈したApache Beehiveとは関係ない。

 Beehiveに関してより詳しい情報イベントレポートを通じて引き続きお届けする予定だ。

会場より:日本オラクル 西脇資哲氏による解説とメッセージ
ホワイトペーパー
http://japan.zdnet.com/news/ir/story/0,2000056187,20380781,00.htm
Beehive:Oracleの強みを詰め込んだコラボレーション基盤

Intel Video Series

sponsored by Intel

ZDNet Japan ニューズレター

企業情報システムの選択、導入、運用管理に役立つ情報を毎朝メール配信します。

ニューズレターの登録・登録情報変更 »