サムスン電子とRambusは米国時間1月19日、両社間の全ての申し立てについて和解が成立し、サムスンの全ての半導体製品に対するRambusの特許ポートフォリオのライセンス提供で合意に達したと述べた。
この合意によると、サムスンはまずRambusに2億ドルを支払う予定になっている。同社はまた、5年にわたって四半期ごとに約2500万ドルを支払う予定で、2億ドル相当のRambus株を購入することにも合意している。これらは合計で約9億ドルになる。
今回の合意には、一部の既存のダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)製品に関する、全額支払い済みの恒久ライセンスが含まれる。
さらに、サムスンとRambusは、両社のメモリ技術を統合する新世代のメモリ技術を対象とする覚書にも署名した。Rambusのメモリ技術は、高性能メモリインターフェースに関するものだ。
サムスンとRambusによれば、両社はまずグラフィックスおよびモバイルメモリソリューションに注力し、さらに、サーバおよび高速NANDフラッシュメモリでの協力が可能かどうかを精査していくという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ