フリーミアム戦略のウイルス対策企業AVAST、資金1億ドルを獲得

文:Ben Woods(ZDNet UK) 翻訳校正:湯本牧子、高森郁哉

2010-08-25 12:50

 セキュリティベンダーAVAST Softwareは、同社の少数株と引き換えに、プライベートエクイティのSummit Partnersから1億ドルの出資を受けた。

 AVASTの最高経営責任者(CEO)を務めるVince Steckler氏は英国時間8月23日、今回の1億ドルの取り決めを、「当社の破壊的な『フリーミアム』ビジネスモデルへの信頼票」と表現した。このモデルでAVASTは、企業ユーザー以外の多数のユーザーに対し、アップデートを含む自社製品を無償で提供している。

 AVASTの現行モデルは、競合他社の有料サービスに類似した機能を含むウイルス対策プログラムを、家庭ユーザーに無償で配布することを基本としている。これは、ライバルのウイルス対策企業AVG Technologiesと同様、そうした顧客が次に有料のプレミアムバージョンにアップグレードすることを期待して行うものだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]