セキュリティベンダーAVAST Softwareは、同社の少数株と引き換えに、プライベートエクイティのSummit Partnersから1億ドルの出資を受けた。
AVASTの最高経営責任者(CEO)を務めるVince Steckler氏は英国時間8月23日、今回の1億ドルの取り決めを、「当社の破壊的な『フリーミアム』ビジネスモデルへの信頼票」と表現した。このモデルでAVASTは、企業ユーザー以外の多数のユーザーに対し、アップデートを含む自社製品を無償で提供している。
AVASTの現行モデルは、競合他社の有料サービスに類似した機能を含むウイルス対策プログラムを、家庭ユーザーに無償で配布することを基本としている。これは、ライバルのウイルス対策企業AVG Technologiesと同様、そうした顧客が次に有料のプレミアムバージョンにアップグレードすることを期待して行うものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。