Ubuntu 11.04のデフォルトデスクトップ環境は「Unity」--シャトルワース氏が表明

文:Larry Dignan(ZDNet.com) 翻訳校正:編集部

2010-10-26 11:15

 CanonicalのMark Shuttleworth氏は米国時間10月25日、Ubuntu Developers Summitで講演し、次期Linuxディストリビューション「Ubuntu 11.04」ではデスクトップ用とネットブック用の両エディションで「Unity」をデフォルトのデスクトップインターフェースとして採用することを発表した。ComputerworldArs Technicaなどが報じた。Unityは先ごろ公開された「Ubuntu 10.10」から導入されたネットブック用のインターフェースである。

 移行にはリスクもあり、Shuttleworth氏はウィンドウ管理やインタフェースの外観の検討など、この先Ubuntu Projectでやるべきことはたくさんあることを認めている。

 Ars Technicaによれば、今回の動きは、標準的なGNOMEのコンフィギュレーションとの相違が大きくなってきていることに対応し、さらに独自のユーザーエクスペリエンスを提供することでUbuntuの特色を打ち出すことを目的としているという。基調講演でShuttleworth氏は、Ubuntuが今もGNOMEにコミットしており、GNOME環境における多様性や競争がイノベーションを促進し、GNOMEエコシステムに利益をもたらすと主張した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]