SAP、2010年第3四半期決算を発表--前年同期比12%の増益

文:Ben Woods(ZDNet UK) 翻訳校正:川村インターナショナル

2010-10-28 11:22

 ドイツに本拠を置くビジネスソフトウェアプロバイダーのSAPは、現地時間10月27日、2010年第3四半期の決算(9月30日締め)を発表した。利益は5億100万ユーロで、前年同期の4億4700ユーロから12%の増加となる。売り上げは30億300万ユーロとなり、前年同期の25億800万ユーロから20%増加した。

 SAPの最高財務責任者(CFO)であるWerner Brandt氏は声明で「第3四半期にはすべての地域で成長が見られ、特に、米国と、アジア、ヨーロッパ、中南米の新興成長市場が好調だった」と述べている。

 同社はまた、データベースおよびモバイルサービスを提供するSybaseを買収したことが成長に貢献したと認めている。SAPの共同最高経営責任者(co-CEO)であるBill McDermott氏は、業績報告の中で、「われわれはすでにオンプレミスおよびオンデマンドでソリューションを提供していた。Sybaseを買収したことで、われわれは業界で最も包括的な異機種混在モバイルプラットフォームを手に入れ、オンデバイスでソリューションを提供する能力が加わった」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]