国内中小企業IT市場が大幅に縮少、回復は2011年以降に--IDC Japan予測

吉澤亨史

2009-05-22 15:14

 IDC Japanの調査によると、2009年の国内中堅中小企業IT市場の規模は前年比5.3%減の3兆6153億円と、大幅に縮小する見込みだという。市場が回復するのは2011年以降とみている。

 2008年後半からの世界的な景気減速によって、国内の多くの中堅中小企業で業績が急激に悪化したため、IT投資は大幅に減速している。2008年の同市場規模は前年比0.3%減の3兆8192億円となった。2009年以降も市場は縮小する見通しだ。

 2009年の市場を製品別にみると、ハードウェア市場は前年比16.4%減の1兆421億円、ソフトウェア市場も同2.0%減の8610億円となる見込み。一方で、ITサービス市場は同1.1%増の1兆7122億円と予測している。

 産業分野別では、特に金融分野が前年比6.6%減、製造分野が同8.5%減と大幅に減少する見通し。ただし医療分野では、2012年4月から原則義務化されるレセプトのオンライン化対応と、それに伴う医療情報ネットワークの構築などによって、2009年も堅調なIT投資が見込まれる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]