ターボリナックスは4月25日、Linux OS「Turbolinux 10 Server(10S)」を最新ハードに対応させるためのサービスパック「Turbolinux 10 Server(10S)サービスパック」を提供開始した。ウェブサイトで無償ダウンロード提供するほか、オンラインショップでCD-ROMを税込み3045円で実費販売する。
10Sサービスパックは、2004年10月に発売した10S向けのサービスパック。10Sリリース時点で未対応だった、Intel Xeon DPデュアルコア(開発コード名はDempsey)搭載Blackford/Bensley(いずれも開発コード名)プラットフォーム、HP ProLiantシリーズ、AMD Opteron搭載Sun Fire X4100/X4200 Server、Adaptec HostRAID(ICH7R)など、最新ハードへのインストールを可能とする。対応製品は、Turbolinux 10 Server、Turbolinux 10 Server with Sopport、Turbolinux 10Server Developer Editionのいずれか。
ターボリナックスは、セキュリティ対策を中心とする10S向けアップデートパッケージ「Turbolinux 10 Serverアップデートキット」についても、ウェブサイトで無償提供を開始した。CD-ROM実費販売時は税込み1785円とする。
さらに、ハードおよびソフトの動作確認を目的とする試用バージョン「Turbolinux 10 Serverスターター・キット」もウェブサイトで公開した。製品版と同等のパッケージおよび機能で、30日間のセキュリティ対応およびアップデートの入手が可能。正式ライセンスを購入すれば、再インストールすることなく、継続的に利用できる。