特定非営利活動法人のエルピーアイジャパン(LPI-Japan)はこのほど、「LPI-Japanシステム開発企業ビジネスパートナー制度」を開始した。
同制度は、Linuxを扱うSIerやソフトウェアベンダーを対象とするパートナー制度。Linuxビジネスの拡大を促すことで、Linux技術者の活躍の場を広げ、日本におけるLinux技術の発展に貢献することを目指している。
参加企業は、LPI-Japanの活動を介してLinux市場の拡大に貢献している積極的な取り組みの企業として評価を高める効果が期待される。また、企業単位での参加のほか、企業内でLinuxを取り扱っている部署や部門、および製品などの単位においてパートナー制度への参加ができる特徴があるため、多様な企業形態による柔軟な参加に対応できるという。
参加企業には、共同マーケティングプロモーションや最新情報の提供などの特典がある。
2007年にパートナー企業30社、2008年に100社、3年目以降に200社以上の参加を目指す。
今回のシステム開発企業ビジネスパートナー制度は、従来の「プラチナスポンサー制度」「アカデミック認定校制度」――の2つのパートナー制度に加えて、3つ目の新制度として新設されるものになる。