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Vistaの導入時期はいつ?--MS、SP1リリースで企業のOS移行促進を目指す

UPDATEVista初のサービスパックは、マイクロソフトにとって2つの意味があるようだ。1つはVistaの荒削りな部分の修正、そしてもう1つは、Vistaが、企業による大量導入にいつでも対応できる状態にあることを周知することにある。

文:Ina Fried(CNET News.com)
翻訳校正:編集部   2007年9月4日 14時42分

わずかな例外

 大半の企業は、まだVistaの大量導入を開始していない。しかしMicrosoftは、大手企業数社がVistaを相当数のデスクトップPCに導入し始めたことを喧伝している。例えばInfosysは、現在4000台のPCでVistaを使用しており、2007年末までにVista搭載のPCを2万台に増やす計画だ。また、Citigroup、Charter Communications、Continental Airlinesの3社も、すでに2000台以上のPCにVistaを導入しており、年末までにその数を1万台に増やす予定だ。

 この点についてGillen氏は、「たしかに、一部の企業は初期から(Vistaを)導入しており、Microsoftは常にそれらの企業の存在を前面に押し出している」とした上で、「しかし、それらの企業はあくまで例外だ」と指摘する。

 一方、MicrosoftのBoettcher氏によると、企業における(Vistaの)普及率は今のところ「ほぼ当初の予想通り」だという。

 Vistaの導入数を倍増させるという同社の目標について、Boettcher氏は次のように述べている。「勝利宣言をするには時期尚早だが(中略)あらゆる指標から、われわれが目標に対して健闘していることが分かる」

 しかしGillen氏は、サービスパックのリリース時期は、恐らく、企業がVistaに移行する時期にさほど大きな影響は与えてない、と指摘する。

 「(Microsoftが)仮にVistaのリリース後、3〜6カ月以内にSP1をリリースしていたとしても、それにより企業がVistaを導入する時期が劇的に変化していたとは思えない」(Gillen氏)

 Vistaには依然として不具合や障害があまりに多く、Vistaへの移行にかかる苦労を正当化できない、という認識をSP1で払拭できるかどうか不透明だ。当初、Vistaの導入に前向きだった人でさえ、最近は同OSの問題点の多さを批判している。

 ただ、発売当初と比較し、Vistaのドライバサポートは改善され、既存ソフトウェアとの互換性も向上していることから、企業もVistaへの移行を正当化しやすくなる、というのがMicrosoftの見方だ。

 Microsoftは、Vistaの発売時に、Windows 95のリリース時を連想させるような華やかなデビューを望んでいたが、実際はさほど盛り上がらなかったことを率直に認めている。MicrosoftのコーポレートバイスプレジデントであるMike Sievert氏は、先ごろデンバーで開催されたパートナーカンファレンスの中で、「率直に言って、世界はWindows Vsistaを受け入れる準備が万全ではなかった」と述べた上で、「しかし、過去6カ月間にその状況は大変重大な変化を遂げた」と語った。

 Gillen氏は、MicrosoftがWindows XP Service Pack 3(SP3)のリリースも予定に入れているのは良いことだと指摘する。このXP SP3は、2008年前半にリリースされる予定だ。「(Microsoftが)顧客に対し、Windows Vistaへの移行を強制しようとしていないのは良い兆候だ」(Gillen氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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