マイクロソフトは2月4日(米国時間)、「Microsoft Windows Vista Service Pack 1(SP1)」日本語版の開発を完了したと発表した。
Windows Vista SP1は、Windows Vista発売以降に修正提供された500以上の更新プログラムの累積と、ユーザーからのフィードバックをもとに開発された。主な機能強化点としては、対応デバイスの拡大や、アプリケーション互換性の向上、バッテリー寿命期間の改善、セキュリティ強化、信頼性およびパフォーマンスの向上などがある。
また、ファイルのコピーやシャットダウン時間、休止状態からの復帰時間を短縮したほか、Windows BitLockerドライブ暗号化マルチボリューム機能およびマルチファクター機能の追加、生体認証によるスマートカードログオン、グループポリシー項目の拡充なども行っている。
Windows Vista SP1は、3月中旬よりMicrosoftダウンロード センターサイトでのダウンロードが可能となる。また、4月中旬より、Windows Updateの「重要な更新」での配信、および企業向けにWindows Server Update Services(WSUS)にて提供される。
なお、Windows Vistaは、プロダクト サポート ライフサイクル ポリシーに基づき、Windows Vista SP1のリリースから24カ月間サポートされる。