「Windows 7」ベータ版のユーザーは米国時間2月24日から、さまざまなアップデートを入手することになるが、これらは通常のアップデートとは異なるようだ。
Microsoftは、Windows 7の更新メカニズムをテストする目的でパッチを配信する予定だと述べた。
ただし同社は、アップデートにより実際に新機能が追加されたり、何らかの更新が行われるわけではないことを強調している。
MicrosoftのBrandon LeBlanc氏は2月19日、同社公式ブログへの投稿の中で、アップデートの性質について説明した(強調部分は同氏によるものであることに注意)。
われわれは2月24日以降、Windows 7ベータ版(「Build 7000」)を実行中のPCに対し、「Windows Update」を介して最大5件のテスト更新をリリースする予定だ。これらのアップデートにより、Windows 7の更新を提供し管理する能力をテストし、検証することができる。われわれは通常、ベータ期間中にサービスのシナリオを検証している。
Windows 7ベータ版のユーザーは2月24日以降、Windows Updateを通じて新たなアップデートがあることを通知される。ユーザーがWindows Updateの自動更新を有効にしている場合でも、これらのテスト更新が自動的にインストールされることはない。ユーザーはWindows Updateを通し、手動でテスト更新をインストールする必要がある。
これらのアップデートは、新機能の追加やバグの修正を行うものではない。テスト更新は単にシステムファイルを置き換えるもので、ファイルは同じバージョンのまま維持される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ